COLUMN No.1 ーつのキャンkasaneを灯すー
5種類の大きさのチップがそれぞれ3枚、合計15枚重なって作られているキャンドル「つのキャンKasane」。もともとは、地元・燕市に伝わる酒呑童子の伝説にちなんで作られたもの。
円錐状なのは鬼のつのを表現したかったから。つののキャンドル略して「つのキャン」。
そのキャッチーなネーミングが親しみやすさを生み、定番のキャンドルとなりました。
夜すべてが静まる頃、家に帰り「つのキャン」に火を灯してみる。
軸に火が灯されると、ふっと息をし始めたようにキャンドルは生き生きとしてくる。
柔らかなロウが、ゆらゆらゆっくり溶けていく。
今日は上の小さな一枚分だけを灯した。
ほんの5分くらいの時間が少し贅沢に思える。
日中の5分と、夜の5分は全然違う。
けれど、どんな時間も自分が生きている時間。
大事な夜のほんの5分。
小さなキャンドルの灯りに触れながら、一日に感謝して眠りにつくのもいいかもしれません。